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No.079

武蔵野市立吉祥寺シアター
2005(平成17)年5月21日(土) OPEN!

 2月9日(水)、吉祥寺シアターの竣工とオープニングステージ(こけら落し公演)のラインナップ記者発表会が、こけら落し公演の出演者や振付家も列席し行われました。
 吉祥寺シアターについては、このニュースでも計画段階から数回に渡りお知らせしてきましたが、ついに今年5月21日(土) オープンします。
 プロポーザル方式の設計者公開審査会、支配人公募など、様々な試みがなされてきましたが、このように最大定員239名の小さな公立劇場が、たくさんの記者にむけて発表会を行うことは異例のことで、吉祥寺シアターの心意気が感じられます。
 公募によって選ばれた支配人をはじめ、本格的な演劇興行や劇場経営を経験してきた吉祥寺シアターのスタッフが、それぞれの経験を活かし、限られた予算の中で観客をはじめ劇場利用者、出演者、スタッフ、また周辺地域にとってすばらしい劇場となるよう準備を進めています。
 「オープニングステージ」のラインアップは、「演劇やダンス」を自主事業の核とする吉祥寺シアターの門出にふさわしい、新作が出揃いました。
建物は既に完成し、演劇やダンスの公演に大変ふさわしい空間が出来上がっています。
 是非、吉祥寺シアターの「オープニングステージ」に足を運んでいただき、この小さな公立劇場の出発に注目して下さい。

公会堂全景 大ホール内観

2月9日、発表された吉祥寺シアター「オープニングステージ」の概要をご紹介します。


劇作家 鄭 義信による新作書き下ろし!
トム・プロジェクト プロデュース


「カラフト伯父さん」

作・演出:鄭 義信(チョン ウイシン)
出演:岡田義徳、冨樫 真、ベンガル
日程:平成17年6月10日(金)〜6月19日(日)13回公演(予定)
主催:トム・プロジェクト株式会社 + 財団法人 武蔵野文化事業団

KERA・MAP#004 #003@シアターアプルとの連続企画!

「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」(仮題)

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:フルキャストオーディション
日程:平成17年6月25日(土)〜7月3日(日)10〜13回公演(予定)
主催:シリーウォーク+財団法人武蔵野文化

MIKUNI YANAIHARA project 第一弾!

「3年2組」(仮題)

構成・演出:矢内原美邦
映像:高橋啓祐
音楽:スカンク
出演:矢沢誠、関寛之、山本圭祐、三坂知絵子、稲毛礼子、他
日程:平成17年7月15日(金)〜17日(日)4〜5回公演(予定)
主催:MIKUNI YANAIHARA project + 財団法人 武蔵野文化事業団


これらの「オープニングステージ」に先立ち、開館記念式典の「舞台開き」(非公開)では、注目のダンスユニット「ほうほう堂」が吉祥寺シアター委嘱の新作を披露します。
また、劇場施設の貸館利用受付も既に始まっていますので、ご検討されてはいかがでしょうか。

吉祥寺シアター「オープニングステージ」「貸館利用」に関するお問合先
武蔵野市役所企画政策室市民活動センター内
TEL 0422−60−1831(直通)
URL http://www.musashino-culture.or.jp/

(株式会社シアターワークショップ 平山 瑞絵)


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No.080


「利用しやすいイベント会場」とは(来場者編)
 現在、私はイベントホールの運営管理業務に携わっているのですが、以前、イベント制作などをしていた時、初めて利用する会場のときは、知り合いに「使い勝手」を聞いたり、たわいもない会話の中で、どこそこの会場は「使いやすい、使いにくい」「使いやすくなった、使いにくくなった」などと話していた覚えがあります。
 そこで、「利用しやすい会場」とはどんな所かと思い、主催・制作サイド、出演者サイドの目線から書こうと思ったのですが、その前に、来場者がいないとイベントが成り立たないと思うので、来場者の目線で綴ってみました。

 まず、会場に着けないとイベントに参加できないので、会場への行き方が分かりやすい事が第一かと思います。駅に近いなど交通の便の良いところ、駐車場が完備されている、最寄りの場所からの案内表示がちゃんとあるとなおいいです。
 一つの建物やスペースに会場が複数あったり、複合施設の中にある会場の場合、何処から入れば良いのか分らないところや、会場に入れても、自分の席にはどう行ったら良いのか、見たい展示ブースの場所が何処にあるのかなど、迷ってしまうことがあるので、分かりやすい案内図が見えやすい場所にあってもらいたいです。たまに案内図に書かれている現在位置と、客席・階段・出入口、トイレ・自販機・喫煙所・売店などの位置関係が分りづらい事があります。
 案内表示のない会場は無いですが、初めて来館した人でも分かりやすい案内でも、気付きやすい所に掲示するのは難しいのでしょうか?誰にでも分かりやすい案内表示が欲しいものです。これはイベント会場に限った事では無く、街中の至る所に言えると思います。

 また、劇場など雛段状の座席の場合、通路はなるべく全てが緩やかなスロープがいいかと思います。コンサートなどのイベント運営をしていた時に感じたのですが、ほとんどの会場の縦通路は階段状で(客席前方、オケピのちょっと後方くらいからはスロープかもしれませんが)、車椅子の方や足の御不自由な方が自席まで自力で行きづらい所がほとんどでした。客席後方や中通路の上・下に「車椅子席」があるから良いという事では無いと思います。客席案内係がいればヘルプできる事もありますが、催事によっては、入口でのチケット対応しか係員を配置できず、客席内の案内スタッフまで配置できない事もありました。とある会場では、2階客席の縦通路が全てとても急な階段で、お年を召した方々や、お子様連れの方々などから代替え席が無いかなどと、訪ねられた事もありました。
 自分のチケットの席に着きやすい様に、通路や客席の前後間隔があると良いと思うのですが、キャパが減ってしまうなど色々と調整しなくてはならない事があり難しいのかもしれませんが、自分のチケットの席に自力でスムーズに着けるほうが良いのではないでしょうか。
 そして、快適なスペースであることも重要だと思います。開場前に着いてもゆったりと待っていられるロビーやカフェ・情報コーナーなどくつろいで待っていられるスペースがあるといいと思います。
 会場によってはロビーなど待っているスペースがなく、開場時まで屋外で待たなくてはならない会場もあります。敷地内にはスペースがなく外部の歩道に並ばないといけない所もあります。天気のいい日ならまだしも、雨や雪、風が強かったり、寒かったり暑かったり状態で、並ぶのも辛いし、並んで待っていただく主催サイドとしても申し訳ないと思います。建物の中で、ゆっくりと開場時まで待てるスペースが必要ではないでしょうか。

 小さなお子様連れの方々も、ホール内で安心して鑑賞できる様な親子室などがあると便利だと思います。まったく無い会場もありますが、大ホールにはあるけど小ホールにはないとか、その逆とか。会館全体の託児施設があるところもありますが、人見知りするお子様の事を考えると、託児施設よりも親子室の方がよいのではないでしょうか。
 荷物が多いときや、コートなどを着込んでいるときは、クロークやコインロッカーなど荷物を預けられる所が欲しいです。クロークの設備があっても、係員がいなくて預かってもらえないこともあります。人件費などがかかるから仕方がないかもしれませんが、できればクロークは開けて観客サービスをしていただいた方がよいのではないでしょうか?

 まだまだ、色々とあると思いますが、来場者が利用しやすいと思っていただける会場、そして主催者サイド・出演者サイドからも利用しやすいと思っていただける会場を目指して、今後も精進してまいります。

(株式会社シアターサポート 杉目 聡)

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