5月21日に開館した武蔵野市立吉祥寺シアター。こけら落とし公演としてトム・プロジェクトの「カラフト伯父さん」、KERA・MAP「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」等、魅力的な事業が展開されています。シアターカフェは、そのエントランスの横にあります。そしてシアターに付属するカフェでありながら、シアターを併設することを魅力として捉え、シアターと街を繋ぐ、開かれたカフェを目指しています。
■周辺住民の憩いの場となるカフェ
吉祥寺シアターのあるイースト吉祥寺は、今まで吉祥寺という街の裏側のイメージがあり、コアな人々のSOHO的なエリアでした。吉祥寺シアターができたことにより、街がさらに成熟し、気軽に多くと人々が訪れる雰囲気に変わってくることと思います。その中でシアターカフェは、周辺に住む人々や街にやってくる人々が気軽に立ち寄り、くつろげる居心地の良いカフェです。フード、ドリンク、デザートともに充実したメニューを用意し、シアターの上演時以外でも日頃から街にとけこみ、憩いの場となることを目指しています。
■アーティストが集うカフェ
シアターカフェの壁は展示スペースとなっており、1〜2週間のサイクルで様々な作品が展示されています。アーティスト仲間が集うサロン的な役割を果たし、そのネットワークから新しい展示へと繋がっていきます。展示の変更により、カフェの雰囲気も変わります。そして展示は、ベルロードからも見えますので、カフェがキャンパスとなり様々な表情を街へ見せていきます。
■シアターの上演と連携したカフェ
いままでの公立文化施設のカフェやドリンクコーナーは、ホールに付属するサービス機能に終始していましたが、シアターカフェは、より主体性をもってシアターと連携していくことを目指しています。その一つとして上演作品の写真展示があります。開館式典の舞台開きで上演されたダンスユニットほうほう堂の作品「バブルミル」の写真展を行いました。今後も自主事業の「カラフト伯父さん」、「ヤング・マーブル・ジャイアンツ」等の写真展を予定しています。また、観客への飲食サービスのみならず、上演団体へのお弁当やパーティー等も提供しています。さらには上演団体の希望によってチケット販売や各種情報提供等も行っております。
■情報を発信するカフェ
シアターカフェは、20席弱のとても小さなカフェです。しかし、そこにこめられたコンセプトは、街とシアターをつなぐという重要なものです。自分の時間を過ごすために気軽に足を運んだ街の人々が、シアターの舞台芸術に直接的に出会える唯一の場所と考えています。舞台芸術に興味をもっていなかった人々が、カフェを訪れることでシアターや舞台芸術にふれ、カフェからロビー、都市回廊(建物外部の3層の回廊)へ足を運び、更にはシアターへ足を踏み入れるキッカケとなることを望んでいます。そのために、シアターや上演団体と提携した企画や、様々な情報をカフェから発信していきたいと思います。
美味しい料理と舞台で皆様のお越しをお待ちしております。
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