落語ブームといわれているこの頃ですが、ひょんなことから寄席に行く機会が増えたので落語のお話しを少々させていただきます。
寄席は昼の部、夜の部と入れ替え無しで一日中楽しめる(一部例外もありますが)娯楽施設です。(・・・私はまだ一日中居たことはありませんが、噺の前ふりに一日中寄席にいるお客さんの話しも出てきたりもします。)都内には定席(じょうせき)と呼ばれている興行を行っている寄席が4軒あり、1ヶ月を上席(かみせき1日〜10日)、中席(なかせき 11日〜20日)、下席(しもせき 21日〜30日)と分け10日間ごとに番組(上演内容)が変わり、ほぼ年中無休で開催されています。
落語は一人の演者が色々な登場人物の会話のやり取りを中心に話しを進め、小道具としての扇子、手拭いが様々なものに変わる、シンプルで想像力が湧いてくる演芸です。
古典落語は着物で生活をしていた時代の話しですが、最近は設定を現代にした創作落語もありますので、初めての方でも楽しめると思います。
ある大学にて講師をされている師匠のお話しで、教え子から「噺家さんの着物の色は決まっているのですか」と笑い話のような質問があったそうです。「若い人には噺家イコール、テレビ(笑点)となっているのだね」と。たしかに落語はテレビで観ますが、生で落語を聴くという機会は少ない気がします。私も初めて寄席に行った時は、未知の世界に足を踏み込む心境でドキドキでしたが、一度通えばもう何処へでも。噺あり演芸あり、時には踊りありとバラエティに富んでいて楽しめます。芝居にしてもそうですが、落語もライブが楽しいものです。
■落語の問題
さて落語の問題を一部ご紹介致します。カッコ内に適切な言葉を入れてください。
- 藝とは(1)のものをより(2)やすく、(3)のものをより(4)表現したものである。
落語は多くの先行芸能から影響を受けており、特に(5)からは時間に関する考え方を参考にしている。
- 落語はその舞台空間の中で演じられている(6)の(7)の話しである。
- (8)からは、その材料を素材として多くの落語が誕生している。例えば「錦明竹」の前半は(8)の「骨皮」である。
- 江戸時代の貨幣の一番下の位が(9)でそれが(10)集まると一(11)になり、それが(12)集まると一分になる。一分が(12)集まると一両になる。
- (13)小さんの演じた「時そば」では、江戸時代の時間が出てきました。公式記録では干支で表記されています。現代の12時は(14)の刻で、それより前を(15)、後を(16)と表記します。
- 庶民は、数字で時を表現しました。夜が明けると鐘を(17)つ打ち、その前に捨て鐘という知らせるための鐘を(18)つ打ちました。
「時そば」では、最初の男は現代の午前零時で(19)つ、後の失敗する男はいっとき早い(20)でした。
- 都内の寄席は(21)鈴本演芸場、新宿(22)、浅草(23)ホール、池袋演芸場、(24)演芸場の5軒です。
- 寄席で一番最後に出てくる出演者を(25)という。
《出題者:鈴々舎馬桜師匠》
解答は後日お知らせしたいと思います。または、この機会に落語を聴きに寄席に足を運んでいただいて正解を見つけてみてください。
(株式会社シアターワークショップ 瀧上由紀)
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