今年4月8日に第一次オープンを迎えるいわき芸術文化交流館アリオスにおいて、2月9日(土)に見学会・音響シンポジウムが開催されました。
全国各地からの約250名の建築・音響関係者と、「小山実稚恵・ピアノ開きコンサート(4/13)」のチケット先行予約「はやみみ・プレミアム」を申し込まれた100名の市民の方が招待されたシンポジウムの概要をお伝えします。
シンポジウム
「いわき芸術文化交流館アリオス・大ホールの音響への取り組み」
| 主 催: |
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日本建築学会 環境工学委員会音環境運営委員会、建築計画委員会劇場・ホール小委員会、日本音響学会建築音響研究委員会、いわき芸術文化交流館アリオス、いわき文化交流パートナーズ(事業者)
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| 協 賛: |
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劇場演出空間技術協会、福島県建築士会いわき支部、いわき建築設計事務所協会 |
| 第1部: |
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施設見学会 |
| 大ホールにおける佐藤尚巳氏(佐藤尚巳建築研究所)の施設概要説明のあと、大ホール客席→大ホール舞台→大ホール楽屋→カスケード→中リハーサル室→小劇場→大リハーサル室→カスケード という順路で施設内の見学を行いました。 |
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大ホール
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カスケード 正面は旧平市民会館の緞帳デザイン (棟方志功原画)の陶板タイルです
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| 第2部: |
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大ホールでの生演奏試聴 |
大ホール用のフルコンサートグランドピアノの選定をお願いしたピアニストの小山実稚恵さんによるピアノ生演奏を、ホール内のいろいろな席に座って音の違いを聴き比べてしまおうというなんとも贅沢な企画です。
来場者は休憩時間に1階から4階の好みの席に移動し、それぞれの席での音色の違いを楽しむことができました。 |
| 第3部: |
シンポジウム |
総合司会: |
勝又英明(武蔵工大教授) |
シンポジウムでは以下のタイトルで、アリオス建設に込めた想い、音楽主目的大ホールの音響計画への想いがそれぞれの立場から語られました。
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1. 文化交流施設に市が求めたもの(市の計画と事業手法・経過) |
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- 大ホールにこめられた市民の想い 津田一浩(いわき芸術文化交流館アリオス開設室)
施設計画当初の市民ヒアリング、PFI方式の採用など、施設実現へ向けての経緯
- 市の構想計画と要求水準書づくり
- 求めたものだけが実現する:斉藤 義(環境デザイン研究所)
- 大ホール音響計画の方向付け:安岡正人(東京理科大)、山崎芳男(早稲田大学)
施設計画の実現に向けてのPFIへの取り組み、多目的利用の大ホールに求める「専用ホール並みの良質な響き」、縦型シューボックス形式について
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2. 提案から設計、施工へ(事業者からの提案と経過) |
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- いわき芸術文化交流館の建築計画:佐藤尚巳(佐藤尚巳建築研究所)
- いわき芸術文化交流館の音響計画:福地智子、箱崎文子、内田匡哉(永田音響設計)
PFI要求水準に求められる性能、大ホールの多目的性と音響性能をいかに満足させるかという設計段階での検討の経緯など
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3. パネルディスカッション
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最後に講演者全員によるパネルディスカッションが行われました。
計画者側の想いと設計者側の苦労が伝わる活発なディスカッションとなりましたが、列車の時間もあり残念ながら18:00時で時間切れとなってしまいました。 |
パネルディスカッション |
こうして、いよいよ開館を迎える「いわき芸術文化交流館アリオス」は、大ホール・小劇場を含む第一次オープニングへの秒読みが始まりました。
4/8の開館後には、先にご紹介した「小山実稚恵・ピアノ開きコンサート」に続き、様々な催しが企画されており、3月から順次チケットの発売が開始されます。
催しの詳細は以下のHPで是非ご確認ください。
http://iwaki-alios.jp/index.html
なお、アリオスのシンボルマークは米米CLUBのカールスモーキー石井(石井竜也)氏のデザインです。
美しい緑の色彩と葉っぱのモチーフには「小さなものでも、集まることによって大きなものをつくり出すことができる」といった意味が込められ、黄色から緑色へと変化していくグラデーションには「幼年期、青年期、熟年期とさまざまな年代の人が集う場所になるように」というおもいが表現されているのだそうです。
(株式会社シアターワークショップ 今川敦子)
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