| No.152 |
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堂島リバーフォーラム オープン!
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No.131やNo.140でご紹介した、大阪の新しいホール「堂島リバーフォーラム」が5月2日(金)、新しいまち「ほたるまち」のオープンとともに開館しました。
ほたるまちは、朝日放送の新社屋および新ABCホール、オリックス不動産の50階建てマンション「The Tower Osaka」と飲食を中心とした店舗、そしてホールを含んだ複合施設である堂島リバーフォーラムからなっています。
5月2日には、この堂島リバーフォーラムのホールと新ABCホールという2つのホールが同時にオープン。これから夏までの間に続々と新店舗もオープンして、楽しいまちになっていくことと思います。
堂島リバーフォーラムには、ホールのほかにもさまざまな施設があります。
堂島リバーフォーラム 主な施設構成
- ホール
- ギャラリースペース
- カフェ(7月オープン)
- サテライトキャンパス(慶應義塾大学、大阪芸術大学)
- 賃貸マンション「リバーレジデンス堂島」
- 飲食等の店舗(夏ごろまでに順次オープン)
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堂島リバーフォーラムのホールは、6月末までプレオープン期間として、近隣や関係の企業のイベントなどを行ったあと、7月1日にグランドオープンして一般貸し出しを行います。
大阪の新しいエンターテイメント&ビジネスシーンを演出するホールとして、これからの飛躍が期待されます。
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堂島リバーフォーラム 施設概要
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ホール
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ホール形式
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平土間形式
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| 天井高さ |
客席部 |
10.5m |
| 舞台部(スノコ高さ) |
20.0m |
| ホール広さ |
1階 |
約830m2(23.5m×35.0m) |
| 2階 |
約95m2(23.5m×4.0m) |
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ギャラリースペース
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| 広さ |
約205m2(29.0m×7.5m) |
| 天井高さ |
約3.0m |
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くわしくはこちらをご覧ください。 http://www.dojimariver.com
(株式会社シアターワークショップ 山下 貴子)
(※ご意見ご感想はこちら)
| No.153 |
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劇場・ホールにおける映画利用 ―映写角・見上げ角・視野角について―
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劇場・ホールにおいて、試写会など映画利用を視野にいれた計画を行う場合があります。映像を扱う際、検討しなくてはならない重要な項目として、映写角、客席最前列の見上げ角、視野角等が挙げられます。映像の投影手法は、近年、映像のDVD化等により、プロジェクターを使用する作品もありますが、未だフィルムで映写機を使用するケースは多くあります。私の担当しているプロジェクトにおいても、映画や試写会利用を考慮し、映写機の設置を検討している劇場が幾つかあります。
そこで、今回は映写機を設置した場合の映写角や見上げ角、視野角を取り上げます。
■理想的な映写角
映写機とスクリーン中心とを結んだ線と水平面がなす角度が、映写角になります。映写角はスクリーンに対して±0°とすることが望ましいですが、多くの場合、映写室や客席のレイアウト上難しいのが現状です。映写室の多くは、1階席後方か、2階席後方に配置計画されるため、どうしても映写角が大きくなりがちです。そうしますと、スクリーンに映し出された映像が歪む等の問題が発生してしまいます。特に字幕スーパーの場合、文字が歪んで見えないという問題が発生します。また、角度によっては、客席の人が立ち上がった際にスクリーンにその人の影が映ってしまう恐れもあります。
歪を解消するため、スクリーンを斜め前方に傾けて設置する方法がありますが、固定スクリーンでない場合はスクリーンを傾けて固定設置することが難しく、台形となった画像の両サイドを幕等でカットし、調整するという方法が有効です。
他に、映写室を適切な位置に設置できない場合、スクリーンの後部から投影するリアープロジェクション方式や鏡を2面設置し、反射を利用した映写方法等がありますが、前者の場合、投影上スクリーン後部スペースを確保する必要がある、後者の場合、
- 映像のピントを合わせ難い、
- 鏡の寸法が大きいため天井部への据付が技術的に難しい、
- 鏡を真っ直ぐに据え付けられない場合、レンズ効果で映像に歪が出てしまう、
- 鏡裏面のコーティング素材の色がスクリーンに投影されてしまう
等の問題が指摘されています。
■理想的な見上げ角・視野角
客席最前列とスクリーン位置の関係も重要な検討項目の一つに挙げられます。客席とスクリーン中心の角度が見上げ角、視野角はスクリーンの両サイドを最前列中央の視点とを結んだラインのなす角度が視野角となります。
視野角と見上げ角の推奨値は、参考資料によると、
となっています。
以下に映写角及び見上げ角、視野角について、映像の専門家や資料による推奨値をまとめました。
<映写角と見上げ角、視野角の推奨値>
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項 目
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掲載資料等
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条 件 |
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見上げ角度推奨値 |
建築計画・設計シリーズ27
「音楽ホール・劇場・映画館」
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最前列の席でスクリーン中心まで35°以下とすること。 |
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スクリーン上端まで50°以下とすること。 |
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視野角度推奨値 |
建築計画・設計シリーズ27
「音楽ホール・劇場・映画館」
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最前列の中央の席で120°以下
(100°以下を要求する場合もあり)
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設計資料集成 |
最前列の中央の席で90°以下 |
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映写角度推奨値 |
メーカー |
スクリーン中心より5°以内 |
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映像の専門家 |
スクリーン中心より8°以内 |
建築計画・設計シリーズ27
「音楽ホール・劇場・映画館」
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スクリーン中心より8°以内 |
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設計資料集成 |
スクリーン中心より12°以内
※但し、フィルムの種類によって異なる(シネマスコープの場合10°以内)
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上記のように推奨値が定められていますが、劇場・ホールで映画利用を計画する際はホールの目的や、映画利用の頻度等を総合的に考えながら、スクリーンや映写機の配置計画を進めています。
■参考資料
- 建築計画・設計シリーズ27「音楽ホール・劇場・映画館」
- 設計資料集成
(株式会社シアターワークショップ 林 恵子)
(※ご意見ご感想はこちら)
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