| No.002 |
 |
山形テルサオープン! −こけら落しコンサートは5月22日−
|
 |
山形駅西口に建設が進められていた山形テルサ(山形勤労者総合福祉センター)がオープン、3月22日に開館式典が行われました。山形テルサはコンサートホールを始め、多目的ルーム「アプローズ」、フィットネスクラブ、「ハローワークやまがた」などを持つ複合施設です。
5月22日のこけら落しコンサートに向けて、ボランティアスタッフの研修会も行われ、準備が着々と進んでいます。
ここ山形テルサでは、コンサートでのもぎりや客席案内を行う市民のボランティアスタッフが、現在40名ほど登録しています。3月と4月、計3日間にわたって、ホールでお客様をお迎えするレセプショニストとしての研修が新しいテルサホールで行われました。コンサート上演の流れやレセプショニストの仕事の種類についての講義にはじまり、拍手や演奏の音を流しながら本番どおりに動いてみる実地訓練まで、初めてのこと続きの研修をこなしました。広々としたホワイエ、落ち着いた色調の客席。感心しているだけではレセプショニストはつとまりません。お客様に何を聞かれても笑顔で答えられるよう、トイレの位置、客席の並び方などなど、知っておくことはたくさんあります。3日間の研修を終えて、皆さん立ち姿もすっきり洗練、どことなくレセプショニストらしくなってきたようです。
5月22日のオープニングコンサートは、山形交響楽団とアリシア・デ・ラローチャの共演。その日はまた、ボランティアスタッフの面々にとっても晴れの初舞台です。本番当日は、真新しい制服に身を包んだ、笑顔のボランティアスタッフがみなさんをテルサホールでお迎えします。
(※ご意見ご感想はこちら)
|
★5月22日(火)山形テルサオープニングコンサート:19:00開演・S席7,000円A席5,000円B席4,000円・チケットお問合せは山形テルサまで
|
|
★シアターワークショップは山形テルサの施設計画、ボランティアスタッフ研修会をお手伝いしました。
|
| No.003 |
 |
劇場以前のはなし〜土肥町・菜の花舞台
|
 |
4月7、8日。静岡県の西伊豆にある土肥町というまちへ、旅に出かけました。旅の目的は、その町で開かれる「菜の花舞台」というお祭りを体験するためです。菜の花舞台は、演劇集団「円」の俳優で、テレビや舞台でお馴染みの橋爪功さんが、この土肥町にドラマの撮影で訪れたことがきっかけで始まったお祭りです。春になると菜の花とレンゲの花が一面に咲く畑を見て、橋爪さんは「この畑に舞台を作って、土肥町の子どもたちと一緒に芝居がしたい」という夢を持ちました。この夢に土肥町の人々、演劇集団「円」の若い役者、東京のプロの制作スタッフが共感して、「菜の花舞台」が始まったのです。
年4月第2週の土曜、日曜の2日間。地元の和太鼓グループや中学生の合唱、「菜の花舞台」を楽しむために訪れるプロのアーティストなど、様々な出し物が続いた後、子どもたちと橋爪さんと「円」の役者によるお芝居という内容。
土肥町には劇場やホールはありません。でも、菜の花畑の上に仮設舞台、レンゲ畑の上に客席代わりのビールケース。それだけで「菜の花舞台」は劇場として成立しています。とてもシンプルで、とても贅沢な劇場です。菜の花舞台にないもので、劇場やホールにあるものは、天井や壁、様々な設備だったりします。しかし、劇場やホールにないもので、菜の花舞台にあるものは、何だろう。なぜ菜の花舞台は劇場として成立しているのか。それは、人がいて、場所があって、夢を共有しているからだと思いました。
むかしむかし、こんな風にお祭りが始まって、芸能が生まれ、そして劇場が生まれたんじゃないか…。
菜の花舞台を体験して、そんな気がしました。(大澤寅雄)
(※ご意見ご感想はこちら)
|