| No.014 |
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新「第一生命ホール」が東京・晴海に誕生
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11月15日、東京都中央区の晴海アイランド トリトンスクエア内に「第一生命ホール」がオープンしました。この名前はすでに聞き覚えのある方も多いことでしょうが、(旧)第一生命ホール(以下、旧ホール)は日比谷の皇居のお堀端、第一生命館内にありました。
同館は1938年(昭13)に建設され、東京駅などとともに日本3大建築と賞賛されたばかりでなく、戦後はマッカーサー率いるGHQが設置された歴史的建物。旧ホールは1952年(昭27)館内の集会室をミュージックホールとして改修され一般開放されたことにはじまります。空襲で多くの劇場・ホールが焼失した状況下で上演の場を提供しつづけると共に、若手演奏家の育成を積極的に取り組んでいましたが、1988年(平成元)第一生命館は高層タワーと合築となり建物の正面部を残しましたが旧ホール部分は取り壊しとなり37年にわたる役目を終えました。
そして2001年、同社創立100周年目に(新)第一生命ホール(以下、新ホール)が誕生。旧ホールの開館が創立50周年目、まさに旧ホールからつながる歴史を感じさせます。
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新ホールは楕円形に似た平面形状を持つクラシック専用ホールで客席数は767席。そして特筆すべき特徴はその運営。NPO(特定非営利活動法人)「トリトン・アーツ・ネットワーク(TAN)」を設立し、これを核にとして新ホールでの自主企画事業のほかに地域コミュニティ活動を行っていくことです。
「東京ローカル」にこだわり、中央区晴海、月島、佃、勝どき地区を中心に音楽と中心とした芸術活動ならびに地域活動を行うとともにこの地域のアート・センターとして機能させることを目標に、アウトリーチプログラム事業として周辺地域の小中学校や病院などでのコンサートやワークショップを積極的に行います。
第一生命はTANを通じて社会貢献を行うという関係にあるそうで、新ホールのホワイエ内にはTANの個人・法人会員全員のネームプレートが掲示されています。
民間ホールが「地域」という概念を入れ極めて公共性の高い活動を行っていく姿勢はまさにこれまでにない運営のあり方です。「公共=官」という概念が崩れ、公共性とは社会全体で作りあげるものだという考え方がやっと芽生えつつある中で、それを先駆けて取り組む第一生命ホールの今後の活動に注目し応援していきたいものです。
参考文献:第一生命ホールものがたり(第一生命保険相互会社)
No.015 |
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2002年9月、目黒区文化ホール(仮称)が誕生します。
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新しいホールの誕生をお知らせします。
東京都目黒区に、来年9月、目黒区文化ホール(仮称)が開館します。最寄駅は東急東横線の都立大学駅。駅から歩いて約7分。駅前の商店街から閑静な住宅街に向けてゆるやかな坂道を上ると、緑豊かな公園、図書館、体育館、そしてホールなどがある「めぐろ区民キャンパス」に到着。公園の中を抜けた建物の入口は、ガラスを通してたっぷりの外光が差し込む「プラザ」。そこから大小2つのホールと5つの練習室・会議室へと繋がります。
1階がエントランスの大ホールは1,200席。走行式音響反射板やオーケストラピットを備え、「豊かな響き」と「機能的な舞台」が特徴です。地下1階の小ホールは可動席を出せば196席で、約260平米の平土間にすることも可能。コンパクトでフレキシブルな「自由空間」となっています。また地下1階にはさらに練習、稽古、会議といった日常の芸術文化活動のための練習室・会議室が5室。以上が目黒区文化ホール(仮称)の主な施設構成です。
ヒトと、音楽や舞台芸術との出会いのためにホールがあります。目黒区文化ホール(仮称)で生まれる出会いは、「聴く」「観る」だけではありません。「知る」「練習する」「発表する」「創る」といった、様々なカタチの出会いを提供したいと考えています。あるいは「音楽や舞台芸術と出会う」という目的がなくても、気軽に施設を訪れて、くつろいでくれればいいと考えています。その居心地の良い時間と空間には、音楽や舞台芸術と出会う「きっかけ」が、きっと見つかるはずなのです。
そのためには、建物だけではなくて、管理運営や事業企画の仕掛けが必要。というわけで
いま現在、来年9月に向けた準備を急ピッチで進めています。どうか今後とも、目黒区文化ホール(仮称)の情報にご注目下さい。
(大澤寅雄)
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